オフィシャルブログ

空調設備工事とは?基本と役割

皆さんこんにちは!

 

秋田県大館市を拠点に電気・空調設備・給排水・住宅リフォームをメインに行っている

株式会社いとだ設備サービス、更新担当の富山です。

 

 

暑さ厳しい折、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

現場も気温に負けず、元気に稼働中です!

 

 

今月からブログ更新頑張っていきます!

 

 

 

第1回:空調設備工事とは?基本と役割

「空調設備」は建物の快適性を支える縁の下の力持ち

 

 

 

空調設備工事と聞くと「エアコンを取り付ける仕事?」とイメージする方が多いのではないでしょうか。

確かにエアコンの設置も大切な作業の一部ですが、実際にはもっと広い意味を持ちます。

空調設備とは、室内の温度・湿度・空気の質を快適に保つための仕組みです。

人が集まる建物やオフィス、工場、病院など、あらゆる建築物に欠かせない重要な設備であり、その工事は快適性・安全性・省エネ性を大きく左右します。


◆ 空調設備の定義:3つの重要な役割

 

空調設備は単なる冷暖房ではなく、**「冷暖房・換気・湿度管理」**という3つの機能を担っています。

  1. 冷暖房機能

    • 夏の暑さを和らげる冷房、冬の寒さを防ぐ暖房。

    • 快適な温度を維持し、作業効率や生活の質を向上。

  2. 換気機能

    • 室内にたまった二酸化炭素やホコリ、臭気を排出。

    • 新鮮な外気を取り込み、健康被害を防止。

  3. 湿度管理機能

    • 適度な湿度を保ち、カビや結露を防ぐ。

    • インフルエンザやウイルス感染のリスク低減にも貢献。


◆ なぜ建築現場で空調工事が重要なのか?

 

空調設備は建物の「呼吸器官」と言えます。


その重要性は次の点にあります。

  • 人の快適性と健康に直結

    • 夏の猛暑や冬の厳寒でも一定の温度を保つことで、熱中症や体調不良を防ぎます。

  • 設備や商品の保護

    • 工場や倉庫では、製品品質を維持するために温度・湿度管理が不可欠。

  • 省エネ・コスト削減

    • 適切な設計と施工により、ランニングコストを大幅に削減可能。

    • ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)や省エネ法対応にも空調は重要。


◆ 工事の種類と特徴

 

空調設備工事は、大きく3つに分けられます。

① 新築工事

  • 建物の設計段階から空調システムを計画。

  • 建物の用途・規模に合わせて最適な方式(個別空調、中央空調、VRFなど)を採用。

 

② リニューアル工事

  • 老朽化した設備を最新の省エネ機器に交換。

  • レイアウト変更や用途変更に伴う改修もここに含まれます。

 

③ メンテナンス・修繕工事

  • フィルター清掃やガス補充、故障対応。

  • 定期点検を行い、突発的なトラブルを未然に防ぐ。


まとめ

 

空調設備工事は、見えない部分で建物と人を支える重要な仕事です。


次回は、実際に工事がどのように進むのか、**「設計から施工、引渡しまでの流れ」**を詳しく解説します。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

秋田県大館市を拠点に電気・空調設備・給排水・住宅リフォームをメインに行っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

お問い合わせはこちらから!