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🏢大型施設を快適にするダクト工事の重要性

皆さんこんにちは!

 

秋田県大館市を拠点に電気・空調設備・給排水・住宅リフォームをメインに行っている

株式会社いとだ設備サービス、更新担当の富山です。

 

 

🏢大型施設を快適にするダクト工事の重要性

 

 

 

🌬 ダクト工事とは?

 

ダクト工事とは、建物内に空気の通り道をつくる工事です。
金属製の管を天井裏や壁の内部に張り巡らせ、空調設備や換気設備と接続することで、建物全体に空気を効率よく循環させます。

エアコン本体が「空気をつくる役割」だとすると、ダクトは「空気を運ぶ役割」。
この二つが揃って初めて、室内の温度・湿度・空気の質が快適に保たれるのです。


🏗 ダクト工事がなぜ必要なのか?

 

小さな住宅ならエアコン単体でも部屋全体を快適にできます。


しかし、病院や学校、オフィスビル、ショッピングモール、工場といった大型施設ではどうでしょうか?

  • 広さがあるため、空調の効きにムラが出る

  • 人の出入りが多く、空気がこもりやすい

  • 施設ごとに「清潔・静か・快適」といった条件が求められる

こうした課題を解決できるのがダクト工事です。


冷暖房の効いた空気を効率よく各部屋へ送り、不要な空気を外へ排出。
「建物に息を吹き込む存在」といわれるゆえんです。


⚙️ ダクト工事の流れと工程

 

ダクト工事は設計から完成まで多くの工程を経ます。

  1. 設計・計画
     建物の規模や用途、利用人数を考慮して空気の流れを設計します。

  2. 製作
     工場で金属板を切断・加工してダクトをつくります。最近はプレハブ化も進み、現場での効率が高まっています。

  3. 現場搬入・組立
     大型のダクトはクレーンで吊り上げ、天井裏に固定。小型のものは手作業で組み立てます。

  4. 接続・密閉処理
     空調機器や換気装置とつなぎ、隙間がないよう気密処理。

  5. 試運転・調整
     風量・温度・圧力を測定し、図面通りに空気が流れているか確認。

一見シンプルに見えますが、正確な寸法や気密性が求められる高度な工事です。


🏥 ダクトが活躍する現場

 

  • 病院・介護施設
     感染症対策に直結。清潔な空気を維持し、患者さんや利用者の健康を守る。

  • オフィスや学校
     二酸化炭素濃度を抑え、頭がすっきりとする環境を維持。集中力や学習効果にも影響します。

  • 商業施設やホテル
     大勢が快適に過ごせる空間を維持するために必須。

  • 工場や倉庫
     温度・湿度の安定が生産工程に直結し、製品の品質にも影響します。

ダクト工事は「人」と「空間」を守るために欠かせない存在です。


🌍 これからのダクト工事の展望

 

近年は 省エネ化・環境配慮 が大きなテーマになっています。

  • 断熱性能の高いダクトの採用

  • 気密性を高める施工方法

  • IoTと連携して風量や温度を自動制御するスマート空調

これらの技術が広がることで、ダクト工事の役割はますます重要になります。


✅ まとめ

 

ダクト工事は、大型施設において空気を効率的に循環させるための基盤。


普段は人目につかない裏方の存在ですが、私たちが安心して快適に過ごせるのは、この工事のおかげです。

👉 何気なく過ごす日常の快適さの裏に、必ずダクト工事の技術があるのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

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